研究開発型スタートアップ支援事業/シード期の研究開発型ベンチャーに対する事業化支援
シード期の研究開発型ベンチャーによる技術シーズの事業化に対し、ベンチャーキャピタルから3分の1以上の金額の出資を受けることを条件に、残りの3分の2をNEDOが支援してくれる補助金です。
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シード期の研究開発型ベンチャー (Seed-stage Technology-based Startups= STS)のための補助金です。
申請に先立ち、事務局であるNEDOによって認定されたベンチャーキャピタル(VC)による出資報告書または出資意向確認書を得る必要があります。
(なお、申請時において、既に2億円以上の別の出資を外部(業として出資を行う者)から受けている場合は申請できません。)
これから出資を受けようとするSTSは、直接認定 VCに出資検討を申し込むか、NEDOによる認定 VCへのSTS案件紹介サービス(全認定 VCにエントリーシートを配信してもらえます)を利用します。出資検討期間を十分に確保するために、出来るだけ早く申し込みましょう。
経済産業省所管の鉱工業技術が対象です。例えば、ロボティクス、AI、エレクトロニクス、IoT、クリーンテクノロジー、素材、医療機器、ライフサイエンス、バイオテクノロジー技術、航空宇宙等です。但し、原子力に係るものは対象外です。
具体的技術シーズであって、研究開発要素があることが想定されることが必要です。例えば、スマートフォンのアプリ開発のためのソフトウェアのコーディングなど、技術的要素が薄いものや、既存製品(購入品)を利用しただけのものについては対象外です。
VCの審査が、将来の株式公開(上場)ができるかどうかの観点で行われる一方、補助金の審査は、技術評価、事業性評価、開発計画の妥当性の観点から行われますので気をつけましょう。