(3) 補助金情報ナナメ読みのススメ
補助金情報を収集して比較検討を行うためには、補助金ごとに公表される公募要領等を読んで理解する必要がありますが、それぞれ数十ページに及ぶ公募要領等をすべて読むには時間がかかり過ぎてしまいます。
そこで、ポイントを絞って読み飛ばしていくナナメ読みをおすすめします。ナナメ読みをするときには、補助対象事業者、補助対象事業、補助対象経費、補助対象期間の4点に注目してください。なぜなら、補助の対象となるのは、「補助対象者が行う補助対象事業で、補助対象経費を補助対象期間内に使う場合」のみだからです。この4点を押さえておけば、申請を希望している中小企業の投資計画と合致するものか否かの判断が概ね可能となります。
ただし、比較検討の結果、最終的に申請する補助金を絞った後は、必ず公募要領等のすべての事項に目を通してください。
★POINT
補助金の対象となるのは、
補助対象者が行う補助対象事業で、補助対象経費を補助対象期間内に使う場合のみである!
《チェックポイント》
□ 現在公募中の補助金情報は、すべてインターネット上から入手。
□ 中小企業向け補助金は、中小企業庁HPをチェック。
□「J-Net21」等は、条件を指定して補助金検索が可能で便利。
□ これから公募される補助金の情報は、国の予算案等で確認。
□「対象事業者」「対象事業」「対象経費」「対象期間」に注目。
