L2-Tech認証製品等の先導的機器等を導入してCO2を大幅削減する事業を支援する補助金です。 業務ビルや工場等の他、病院、福祉施設 宿泊施設等にも幅広く利用できます。
2012年から続いている有名な補助金で、 毎年100件前後が採択されています。 12 Tech認証製品導入比率が50%以上であれば、 その他低炭素製品も対象となります。 L2-Tech認証製品は定期的に環境省から公表されますが、細かい型番まで指定されており、それ以外の型番の製品は対象となりませんので注意が必要です。
ESCO事業、リース等を活用し、 設備の所有者を代表事業者、事業場等の所有者を共同事業者として共同申請することも可能です。
前年度にこの補助金を利用した事業場は対象外です (それ以前に利用した場合も、対象外となる可能性があります)ので、1つの事業場への機器導入は一度にまとめて実施するようにしましょう。
審査は、費用対効果の優れた提案の順に予算総額に達するまで採択される、リバースオークション方式で行われます。
CO2排出量の削減目標量を達成できなかった場合、 排出枠の取引によって超過したCO2排出量を ASSET システム上で償却する必要があり、実質的に、補助金の減額や不受給になってしまいますのでご注意ください。逆に、削減目標量を超過して達成した場合には、排出枠を売却することができます。
なお、原則は単年度事業ですが、事業規模が大きく (総事業費3億円以上かつ補助金申請額1億円以上)、単年度での実施が困難な事業であって、年度ごとに事業内容と発生経費を明確に区分できる場合は、2年度事業として申請することができます。
【採択事例】
・久留米工場(福岡県久留米市)
<福徳長酒類株式会社>
・シルバーケア豊壽園 (三重県津市)
<社会福祉法人洗心福祉会>
・湯の浜ホテル(北海道函館市)
<株式会社スマート・リソース/有限会社湯ノ浜>
・光精工株式会社本社(三重県桑名市) 共友リース
<株式会社/光精工株式会社>
補助金額の上限
1億5,000万円
補助率の上限
L2-Tech認証製品:本体 直属機器1/2、付帯機器1/3
その他低炭素製品:すべて1/3
補助事業期間(最長)
1年度
※総事業費3億円以上かつ補助金申請額1億円以上の場合は2年度も可。
中小企業向き
企業規模に関係なく申請できます。
採択数
92件 (2019年)
採択率
不明 (2019年)
申請タイプ
【補助金】
連携
共同申請も可能です。
法認定等
法認定は不要です。
審査方式
書類審査のみ。
対象となる経費
工事費(材料費・労務費・直接経費・共通仮設費・現場管理費・一般管理費)、付帯工事費、機械器具費、測量及試験費、設備費、事務費
公募期間
4月25日〜6月4日 (2019年)
問い合わせ先
環境省 地球環境局 地球温暖化対策課
市場メカニズム室
TEL: 03-5521-8354